亀岡市×京都学園大学。学術交流深まる

2007年03月07日(水)

亀岡市唯一の大学としてこれまで亀岡市平和のうたや亀岡市市制50周年記念事業などで協働し、事業を進めてきた亀岡市と私たちの母校・京都学園大学。同窓生のなかにも亀岡市行政の方と一緒に事業をしたという方がいらっしゃるのではないでしょうか。両者はこのほど、官学の共同学術交流をより深めるための協議会「亀岡モデル創生協議会」を発足させました。

協議会の様子
亀岡市長の隣に波多野学長。そして学部長の面々も(写真左)

この協議会は、昨年11月28日に締結した包括的な学術交流協定書に基づいたもので、産業、生活安全、環境などの分野で共同研究を進めていくものです。第1回協議会では栗山正隆亀岡市長が座長、波多野進京都学園大学学長が副座長となり、当面の研究テーマの具体案の選定がなされ、来年度実施可能な課題が抽出されました。

抽出課題の主なもの

  • 地域経済動向の分析と産業振興策・企業育成などの地域経済活性化戦略
  • 地元産農畜産物の流通・消費調査及び消費流通システムの構築
  • 放課後子ども教室推進事業支援
  • 天然記念物アユモドキの保護保全プロジェクト
  • 土つくりセンタ?の臭気対策や堆肥の商品化へ向けた畜産バイオマス研究
  • 全国屈指の水質環境を持つ亀岡市の上下水道環境調査

来年度、この課題の中から数項目について亀岡市、大学双方からスタッフを集め共同研究グループを設けて研究を進めていくようです。亀岡市にある唯一の最高学府として地域との絆づくりや地域環境保全に一役買ってくれそうな「亀岡モデル創生協議会」。今後、同窓会としても母校と後輩が地域と繋がり活躍する姿を追っていきたいと考えています。官学連携の新たな連携モデル構築のためにも大いに期待をしたいものですね。

 

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