色とりどりのバラが亀岡の春を演出

2007年05月15日(火)

5 月も中旬を迎え暖かい日が続いていますね。5 月といえば職場での異動や新生活などからくる緊張が解けはじめ気が抜けてしまうシーズンでもあります。この時期には風邪をひいてしまったり、何をするにも億劫になってしまいがちですが、体調管理には気を使ってお仕事がんばりましょう。かく言う小生の大学時代の思い出を手繰ってみると、例年、現役生のみなさんは GW を過ぎたこのくらいの時期からキャンパス内にいる学生が少なくなって、人だまりのようだったメインストリートが歩きやすくなるなんて珍現象を思い浮かべてしまいました(笑)。

ガレリアかめおかバラ庭園
36 種 1,308 本ものバラが所狭しと乱れ咲く「ガレリアかめおかバラ庭園」

さて、故郷亀岡では 5 月中旬から 6 月にかけて鮮やかに咲き誇るバラが見ごろを迎えます。亀岡市の中心部にある道の駅「ガレリアかめおか」には、大きな広場いっぱいに世界各国から集められた 36 種 1,308 本ものバラが所狭しと乱れ咲く「ガレリアかめおかバラ庭園」がオープンしています。現在はまだ庭園内の 2 割ほどの開花ですが、5 月 20 日ごろからは赤や白のオーソドックスなものから黄色や青のマーブル色をした花々が美しく咲き、さわやかな香りが一面に広がります。

ガレリアかめおかバラ庭園のバラ
ガレリアかめおかバラ庭園のバラ
ガレリアかめおかバラ庭園のバラ

また、開花にあわせて市内の団体が、バラの栽培方法や種類の見分け方などバラに関する無料相談会が行われたり、バラを題材にした絵はがきを作成する講座なども開催されます(詳細は下記へ)。みなさんも 5 月病になってしまったなぁと思われたら、懐かしの亀岡で美しい花々を鑑賞して心体のリフレッシュを図ってみてはどうでしょう。「思い出の大学キャンパスを歩いたからあの頃のサボり癖が戻ってしまった」なんてことのないようにしてくださいね。

バラ鑑賞・無料栽培相談会

日 時:5月19日・20日・26日・27日(10:00?16:00)
会 場:ガレリアかめおか芝生ひろば

デジタルカメラで絵はがきを作ろう!!

日 時:5月27日(日)13:00?16:00
会 場:ガレリアかめおか 1階梅岩塾
受講料:1,200円(材料費込み)
定 員:10名(応募多数の場合は抽選)
申込方法:e-MAILに住所、名前、電話番号を明記し、下記までお申し込みください。
     【宛て先】kouza@galleria.city.kameoka.kyoto.jp
申込締切 5月18日(金)当日消印有効

一口メモ

伝えたい思いを込めたメッセージを花に託して送る、そんなことが出来る「花言葉」。赤いバラは情熱的で甘美な愛情、ピンクのバラは病気の回復、白いバラは美徳や純潔、黄色いバラは友愛や献身、など「花言葉」の意味は草花の姿が語るイメージと結び付けられています。

そんな花言葉、そもそもどうやって決定されたものかご存知でしょうか? 「花言葉」の由来は古代のギリシャやローマの神話時代だそうです。例えばバラはギリシャ神話に出てくる愛と美の女神アフロが生まれた時に一緒に生まれたとされていたりします。聖書などでも事象と花は結び付けられ、中世ヨーロッパの騎士が花に思いを込めて、贈り物をする風習が世界的に広まったと言われています。英国では 19 世紀のヴィクトリア朝時代に流行し定着したようです。

実は、「花言葉」自体は世界各国、宗教や文化によって違うようです。神話やエピソード、昔話や言い伝えなどによって様々なのですが現代の日本においては、外国からの移入の経緯などにもよって、1 種類の花に複数の「花言葉」が存在してしまっています。ちなみに、最近出来たような新種の「花言葉」は、花のイメージを壊さない程度に、生産者が花に対する願いを込めて、「花言葉」をつけていることが多いようです。

 

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